本記事は2026年7月時点の各社公式・公開情報に基づいています。最新の条件は必ず公式サイトでご確認ください。本記事にアコム・プロミスの広告リンクはありません。
「カードローンを選ぶならアコムかプロミス、結局どっち?」——大手2社まで絞れたのに、最後の一歩で迷っている方は多いはずです。
先に結論を言うと、この2社はほとんどの人にとって大差ありません。どちらも三菱UFJ・SMBCという大手金融グループの正規業者で、金利も上限でわずか0.1%差。どちらを選んでも「失敗」にはなりません。
ただし、1つだけハッキリした違いがあります。それが「無利息30日間を、いつから数えはじめるか」。使い方によっては数千円の差になるポイントです。
この記事では、元・消費者金融店長の私が、2026年7月時点の公式情報をもとに6つの軸で比較し、「あなたはどっち向きか」まで答えを出します。
1. 30秒でわかる結論
あなたはどっち? 早見チャート
- 今日すぐ借りて、30日以内に返す → どちらでもほぼ互角(金利はアコムが0.1%低い)
- 今は借りないが、契約だけして万一に備えたい → プロミス一択(無利息が「借りた日」起算)
- 1分でも早く結果がほしい → プロミス(最短3分)。アコムも最短20分で十分速い
- 三井住友銀行の口座をよく使う → プロミス(同行ATMの手数料が無料)
- 迷って決められない → どちらでもOK。ただし申し込むのは必ず1社だけ
2. 基本スペック比較表【2026年7月時点】
| 項目 | アコム | プロミス |
|---|---|---|
| 実質年率 | 年2.4〜17.9% (2026年1月6日改定) | 年2.5〜18.0% |
| 限度額 | 1万〜800万円 | 最大800万円 |
| 無利息期間 | 初回30日間 契約日の翌日から | 初回30日間 初回借入日の翌日から※ |
| 融資スピード | 最短20分 | 最短3分 |
| 在籍確認 | 電話による在籍確認なしと公式明言 | 原則電話なし(書類で確認) |
| WEB完結・郵送物なし | 対応 | 対応 |
| 手数料無料ATM | 自社ATM | 自社ATM+三井住友銀行ATM |
| 運営グループ | 三菱UFJフィナンシャル・グループ | SMBCグループ |
※プロミスの無利息はメールアドレス登録+Web明細の利用登録が条件。各データは2026年7月時点の公式・公開情報より。
3. 6つの軸で徹底比較
3-1. 金利|差はわずか0.1%。10万円30日で「約8円」の違い
上限金利はアコム17.9%、プロミス18.0%。初めての契約ではほぼ上限が適用されるので、この数字で比べます。
10万円を30日間借りた場合の利息は——
- アコム: 10万円 × 17.9% ÷ 365日 × 30日 = 約1,471円
- プロミス: 10万円 × 18.0% ÷ 365日 × 30日 = 約1,479円
その差、約8円。缶ジュースも買えません。つまり「金利で選ぶ」のは実質的に意味がなく、勝負は次の無利息サービスで決まります。
3-2. 無利息の起算日|ここが最大の違い(重要)

両社とも「初回30日間無利息」ですが、数えはじめる日がまったく違います。
- アコム=契約日の翌日から。契約して1週間借りずにいると、無利息は残り23日に減っています
- プロミス=初めて借りた日の翌日から。契約だけ先に済ませて1か月後に借りても、30日まるごと使えます
だから、「今すぐ借りる人」はどちらでも同じですが、「いざという時のために契約だけしておきたい人」はプロミスが合理的です。逆にアコムで契約したら、借りる予定が固まってから申し込むのが正解です。
3-3. 審査・融資スピード|公称はプロミス最短3分 vs アコム最短20分
プロミスの「最短3分」は業界最速クラス、アコムの「最短20分」も十分な速さです。ただし元店長として正直に言うと、「最短」はあくまで最短。申込が混み合う時間帯や確認事項があれば数時間かかることも普通です。
「今日中に借りたい」なら、午前中〜昼過ぎまでに申し込むのが鉄則。夜の申込は翌日回答になる可能性が上がります。これはどちらの社でも同じです。
3-4. 在籍確認|どちらも「原則電話なし」の時代に
会社への電話を心配する方が一番気にするポイントですが、2026年現在、アコムは「電話による在籍確認なし」と公式に明言、プロミスも原則電話なしで書類確認が基本です。
この点で両社に差はありません。在籍確認の実際の仕組みは、電話をかけていた側の経験も交えてカードローンの在籍確認は会社にバレない|電話をかけていた側の本音で詳しく書いています。
3-5. 使い勝手|三井住友銀行ユーザーならプロミスに小さな利点
アプリ完結・カードレス・郵送物なしは両社とも対応済みで、日常の使い勝手に大差はありません。唯一の違いは提携ATM。プロミスは三井住友銀行ATMが手数料無料なので、同行の口座をメインにしている人には地味に効きます(コンビニATMは両社とも有料です)。
3-6. 毎月の返済額|アコムは「早く終わる」、プロミスは「毎月が軽い」
意外と見落とされがちですが、毎月の最低返済額の決まり方も両社で違います。10万円を借りた場合で比べると——
- アコム(定率リボルビング方式): 借入残高の4.2% → 月5,000円
- プロミス(残高スライド元利定額方式): 借入後残高の3.61% → 月4,000円
月々の負担はプロミスの方が1,000円軽い。ただしこれは裏を返すと、プロミスは最低返済だけだと完済までが長引き、利息の総額は増えるということです。アコムは月額がやや重い分、早く返し終わります。
元店長として言わせてもらうと、最低返済額は「守るべき下限」であって「毎月それだけ払えばいい額」ではありません。どちらを選んでも、余裕のある月は多めに返す(繰上返済)のが利息を減らす一番の近道です。
4. まとめると:こんな人はアコム/こんな人はプロミス
アコム向き
- 今すぐ借りて、短期で返す予定が決まっている
- 0.1%でも低い上限金利を選びたい
- 電話在籍確認「なし」の公式明言に安心感がほしい
プロミス向き
- 契約だけして、借りるのは必要になってから
- 1分でも早く審査結果を知りたい
- 三井住友銀行の口座をよく使う
5. 【元店長の視点】大手2社で迷えるなら、心配はいらない
私が消費者金融の店長をしていたのは25年ほど前、1990年代の終わりです。当時うちのような中小の店に来るお客様の多くは、「大手で借りられなかった人」でした。つまり現場の感覚として、大手で借りられるなら、それが一番安くて安全——これは今も変わらない大原則です。
アコムかプロミスかで迷えるということは、大手の土俵で戦える属性だということ。正直、どちらを選んでも結果は大きく変わりません。それよりも大切なことを2つだけ。
- 申し込むのは1社だけに絞る。同時に何社も申し込むと信用情報に履歴が残り(約6か月)、かえって審査に不利になります
- 借りる前に「いつ・いくらずつ返すか」を決める。無利息30日で返し切れる金額なら、利息は実質ゼロ。審査で本当に見られるポイントはカードローン審査で本当に見られている5つのことにまとめています
6. どちらを選んでも使える|利息をゼロに近づける3つのコツ
アコムでもプロミスでも、次の3つを守るだけで利息負担は大きく変わります。
コツ①:無利息30日の中で返し切る
10万円を30日以内に完済すれば、利息は文字どおり0円。「給料日までのつなぎ」のような短期利用なら、大手2社の無利息サービスは本当に強力です。逆に、30日で返せないほどの金額なら、その借入自体を見直すサインです。
コツ②:借りるのは「必要な額だけ」
限度額50万円と言われても、必要なのが8万円なら8万円だけ借りる。利息は借りた額にしかかかりません。「せっかくだから多めに」が一番の失敗パターンです。
コツ③:余裕のある月は繰上返済する
両社ともアプリやATMからいつでも追加返済できます。ボーナスや臨時収入があったら元金を減らす——これだけで完済時期は数か月単位で早まります。総量規制など借入の基本ルールは総量規制とは?年収3分の1ルールにまとめています。
7. どちらも審査に通らなかったら
大手2社は審査基準を公表していませんが、どちらかに落ちた場合、もう一方にすぐ申し込んでも同じ結果になることが多いのが実情です(見ている信用情報は同じため)。
その場合は、立て続けの申込で傷を深くする前に、いったん立ち止まって原因を整理しましょう。審査に落ちたときの対処法5選で立て直し方を、それでも借入が必要なら、独自審査で判断してくれる正規の中小消費者金融5社の比較も参考にしてください。
よくある質問(FAQ)
Q1. アコムとプロミス、両方に申し込んで通った方を使うのはあり?
おすすめしません。申込情報は信用情報機関に約6か月残り、同時申込は「お金に相当困っている」と見られて両方落ちるリスクを上げます。条件を見比べて1社に絞りましょう。
Q2. 審査はどちらが通りやすい?
両社とも審査基準は非公開で、「どちらが甘い」という公式情報は存在しません。「審査が甘い大手」を名乗る情報はすべて推測か、悪質な誘導なので信用しないでください。
Q3. 専業主婦・学生でも借りられる?
両社とも貸付の条件は「安定した収入があること」。パート・アルバイト収入があれば申込可能ですが、収入のない専業主婦は総量規制により借入できません。詳しくは主婦のカードローン解説をどうぞ。
Q4. 家族や会社にバレませんか?
両社ともWEB完結・郵送物なし・カードレスに対応しており、手続きでバレる可能性はかなり低くなっています。バレる最大の原因は延滞による督促。返済日を守ることが最強のバレ対策です。
Q5. 銀行カードローンとはどう違うの?
銀行系は上限金利が年14〜15%前後と低い一方、審査に時間がかかり即日融資は不可です。急がないなら銀行系も含めて検討を。カードローンおすすめ10選で銀行系5行も比較しています。
まとめ|「どっちを選ぶか」より「1社に絞って計画的に」
この記事のポイント
- 金利差は上限0.1%=10万円30日で約8円。実質互角
- 最大の違いは無利息の起算日:すぐ借りるなら互角、備えの契約ならプロミス
- スピードはプロミス最短3分・アコム最短20分。どちらも即日圏内
- 在籍確認はどちらも原則電話なし。バレる原因は延滞だけ
- 申込は必ず1社。落ちたら連続申込せず、原因の整理を先に



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